はじめに
本記事の『音楽のしおり』はシリーズ5作目となりました。読者様の応援、アクセスによりお陰様で継続させる事が出来ております。心より感謝申し上げます。 因みにタイトルを本記事から変更しています。 前のチカラシリーズを辞めブックマークから今度はしおりに改名しております。 その理由につきましては記事の最後の方に書いてあります。 ①チカラ→②ブックマーク→③しおり この様に3回も変わりました。^ ^
さて、当ブログのコンセプトとしては『発見』が趣旨となります。 それを紹介する事であらためて自分自身への満足感を高めようとし、兼ねて読書様にも参考になれば幸いであると考えます。
今回ご紹介するミュージシャンはデンマークのアーティストである、ミイナ・オカベさんに焦点を当てさせて頂きました。 彼女の歌は聴けば聴く程に良さが滲み出てくる素晴らしい音楽であると考えます。 それではどうぞ宜しくお願いします。
ブログ運営のため、記事には広告を搭載しています。
アーティスト紹介
ミイナ・オカベは、デンマークのコペンハーゲンを拠点に活動するシンガー・ソングライターです。 彼女はデンマーク人の父親と日本人の母親を持つハーフで、イギリスのロンドンで生まれ、その後もニューヨークやフィリピンなどさまざまな国で過ごした経験があります。
(ヨーロッパにある、行ってみたい国!デンマークいいね。福祉が充実していて国民の幸福度も高いとされている素敵な国ですね。フィンランドやデンマークは幸福度高い国で知られております。また、街並みや文化も興味深いところです。^ ^)
彼女の音楽は、心地よくドリーミーなポップソングが特徴です。 その素晴らしい音楽はコペンハーゲンの自宅の寝室で制作されているようです。
主な活動とヒット曲は以下となります。
「Every Second」 2021年にリリースされたデビューアルバム『Better Days』の収録曲。 Instagramのリール動画などで世界的に大ヒットし、合計再生回数は100億回を超えています。 2024年にはTBS系アニメ『花野井くんと恋の病』のエンディングテーマとして日本語バージョンもリリースされました。
「Flashback feat. Daichi Yamamoto」 2023年にリリースされた楽曲で、フジテレビ系月9ドラマ『ONE DAY〜聖夜のから騒ぎ〜』の主題歌に起用されました。 彼女にとって初の日本語によるオリジナル歌唱曲でもあります。
2024年には「サマーソニック」への出演も果たし、日本での知名度も高まっています。
インスパイア
歌い方というのは賛否両論ありますが、彼女のスタイルは個人的に非常に好みなのです。 その理由は、比較的さらりとした『圧』が極端に掛かっていない歌い方だからです。
言い方が悪いかも知れませんが、淡々と歌ってる感じに聞こえ、感情表現のアップダウンにメリハリが無い、サラリとした印象を受けると思います。そこに特徴があって、このスタイルがとても良いのです。
その為、じっくり聴くというより、BGM的に流れてるいる感じが心地よくなる、お洒落な音楽と思います。
使い方としては、ウォーキングしながら聴く事や、クッキングしながら聴く事、創作活動中など様々に重宝します。
特に、集中して物事に取り組んでいる時、それは無音の方が有難い人も居れば、音楽が有る方が良い人もいる。
当方は後者になるため、圧の掛かっていない歌い方はとても全集中が行えるものです。
例えば、クッキングの例では、調味料を入れる分量であったり種類であったりする時は、全集中しないと間違えてしまうのです。
砂糖を入れるべきところを塩を入れてしまったりするミスが出てしまいます。
物事に取り組んでいる時に音楽を聴いている時の脳は、世界観に浸ってるのではなく無意識で聴いている感覚だと思えます。
その為、圧の掛かっていない歌い方の方が車の運転にしろ、クッキングにしろ、パートナーとの会話中にしろ心地よく聴けると感じます。
清々しい風というのは、呼吸しにくい真正面から受ける風とは違って、透明感の高い心地よい空気の流れみたいな感じになります。
彼女の音楽はまるで清々しい風の様に心地よくてお洒落な雰囲気を感じます。
その為、当方の創作活動にも意欲が増してインスピレーションが沸き立つのです。 また日常生活にも自然に溶け込む音楽と言っても過言では無いくらい爽やかさがあります。
《インスパイアとは》 何かがきっかけとなって、創造的な意欲が湧き上がってくるという状況を表す言葉です。
主なアルバムタイトル
▪︎ベターデイズ(2023年)
▪︎Spinning Around(2023年)
▪︎Papaya(2025年)
どのアルバムも彼女のコンセプトはブレる事なくテイストは保たれております。素晴らしいです。
現在、iTunes Storeで確認出来たアルバムは上記の3枚でした、シングルリリースとしては何枚かラインナップされていますが、アルバムにも収録されております。
お気に入り曲
▪︎Every Second
この曲は日本語バージョンもベターデイズのアルバムにおまけとして収録されています。軽快なリズムが心地よい曲です。
当方、カラオケでチャレンジしましたが、激ムズで素人には歌えないと痛感しました。
▪︎Walk Away
この曲のサビの部分は前に前に進むイメージのメロディラインが綺麗で良いです。ミイナオカベを初めて知ったのが、この曲になります。
この時、他とは違う光るものを感じました。
▪︎Talk to me
この曲は少し切ない感じの印象を受けますが、耳に残るメロディから、ついつい口ずさんでしまいます。
また、彼女の曲全般に言える共通点として、バックのアコースティックギターが良い音を出しています。 ポップなジャンルでありながら、どことなくボサノバな雰囲気も漂っているのです。
知ったきっかけ
当方がInstagramにイラストを投稿する際に雰囲気にあった曲を付けて投稿したいと思い曲を探していた。爽快感のある曲が有ればいいなと思って検索を開始した。
その時に投稿したイラストがこちらになります。 これは神戸に旅行をした時に閃いた案です。
ポートタワーをバックに若いカップルが写真に 思い出を残している風景を描いています。
そびえ立つポートタワーの縦の構図に人物を下に配置し空の面積比率を大きくしました。
これにより爽快感が出せると考えた構図になります。
このイラストにマッチした曲を選んでいた時に、ミイナオカベの『Walk Away』が耳に飛び込んで来て、あ、これだ!ってインスピレーションが湧きました。
とても爽快感のある曲だと感じたのです。 それから気になって、アルバムを探しに探して、遂にiTunesで購入しました。
ベターデイズのアルバムの出来ばえは、求めていたものに合致しており満足しています。
この先、何回も聴く事でしょう、買って良かったと思います。
イラスト紹介
彼女の清々しいイメージを崩さずにシンプルにラフ案を描いてみました。
音楽のイメージから爽やかな風が吹き抜ける感が出せるように、なるべく細かく線を描き込まないようにしております。
また、ギターを配置した構図により、シンガーソングーライターの雰囲気を醸し出す事を心掛けました。
サムネイルのイラストレーションに辿り着くまでの過程をこれから、ご紹介させて頂きます。
イラスト解説
清々しさを感じて貰う為に、敢えて線をなるべく描かずに省略しております。
ラフ案に例えば、線を描き込んだ場合には下のようなテイストになります。
悪くは無いのですが、黒の輪郭線が強調し過ぎて透明感が損なわれ重たい感じもします。
やはり曲調に合わせて、心地よい透明感を出したいところです。
つまり、圧を掛けない事です。 彼女の歌い方の雰囲気を崩さないように、イラストも圧をかけないタッチにしたいと思います。
よって、黒い線は出来る限り省略したシンプル手法を使ってみました。
どうでしょう、黒い線の無いバージョンのスッキリした方が良いと感じます。
この仕上がりに関して実は、未だ未だ100%とは言えない出来だと思っています。あくまでもラフ案ですから。
その背景には情報量不足が考えられますため、YouTubeの画像など鑑賞し精度を高める事によるブラッシュアップの計画を行いました。 その改良ができ次第、更新も考えております。
そして更新1
こちらがブラッシュアップさせてみた更新1になるのですが、残念ながら重たい感じに仕上がりました。
軽快なリズムが感じられないので、未だ未だ改良の余地が有ります。
ギターについてはケースに入れて持ち歩くスタイルに変更しています。 実際、YouTubeの動画の中でも、ギターを持ち歩き街並みを歩く姿が見かけられます。
また、この方がストーリー性が感じられると考えます。
改良点としてはギターケースはそのまま活かして、軽快感だけを高めようと思います。
重たい色に仕上がってしまいましたので、透明感を高める改良が必要と考えました。
それからシンプルな構図にするという事も改良点として有ります。
そして更新2
いい感じに近づいて来ました! しかし、顔の輪郭が丸すぎ! イラストレーションとしての完成度は増したものの、彼女のイメージとはかけ離れました。
よって、顔の輪郭をスリムに改良する余地があります。
そして更新3
こちらが、最終的に改良を行った完成形にしたいです。色合いとしては重たくならないように淡いタッチにしています。
また全体的なフォルムも見直しを行い、シンプルなポーズに改良しています。
これで、軽快感が増したように思います。 『Mina Okabe』のロゴぽい文字も最終的にはギターケースに収める事でスッキリな構図にしました。
最初はカタカナでミイナオカベという文字をデフォルメしてデザインしましたが、最終的にはアルファベットに変更となりました。
ちょっと待って 髪型?ちょっと気になり出したら なんか気になるものです。
はい、一度気になると、もうダメです。 髪型の毛先のハネ具合に違和感がありますね。 もっとカーリーな毛先に変更しましょう!
そして更新4
やっとこれで完成とします。^ ^ 4回もやり直したのは、なかなかの手応えでした。 それ程、このイラストレーションにはこだわりが強かった様に思います。
このイラストについては、似顔絵というよりイメージイラスト画になります。
多少は似ていなくても雰囲気が伝われば成功と考えています。
やはりイラストレーションであるわけですから、リアルさよりも重要視して、追求すべき箇所をブラッシュアップさせた改良を施したものが最終形となります。
ラフ案から始まり、改良に改良を重ねて、ようやく4回目でイラストレーションが完成した事から、当方の中でも愛着の湧く出来栄えに仕上がったと感じます。
あとがき
きっかけというのは奇跡的なタイミングで起こる事だと、つくづく思いました。
もしこの音楽に出会えて無ければ、このブログ記事も書いていないし、イラストレーションも描いていない事でしょう。
たまたまInstagramで描いたイラストに音楽をつけようと検索した結果、ミイナオカベと言うシンガーソングライターを知り、巡り逢えたのは本当に奇跡的だと思う。
それは単なる一時的な出逢いでは無かった。ここに紹介しました通り、当方の生活に溶け込み、無くてはならない存在となったのです。
この様にインスパイアされ、音楽の素晴らしさを感じたのです。
《タイトル変更の理由》 ①チカラ→②ブックマーク→③しおり この様に3回も変わりました。^ ^
ブックマークとは日本語で『しおり』を意味しますように、素晴らしい音楽に敬意を込めて、いつでも読み返せるようブックマークいたします。
この様な意味合いから②のブックマークとなり、最終的には③の日本語が意味を理解しやすいと思いましたので『しおり』で落ち着きました。
《まとめ》
何かに影響を及ぼす創作活動や芸術って本当に素晴らしいと思います。
この先、また新たな発見が起こるかも知れません。その為、創作活動は楽しみながら、無限ループで新たな発見を続けて行きたいと思う。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
それではまたお会いしましょう。 by.福黒丸の夜明け