はじめに
車の好きな方で、特に運転が楽しいと言うのは、オートマよりもマニュアルミッションを好む傾向があると思う。
つまりAT(オートマ)はシフトチェンジがする必要が無くて、その分、つまらないと言う理由だと思う。
マニュアル(MT)の場合、頻繁にシフトチェンジを行いエンジンの回転数を自分の意志で合わせるところに醍醐味があるんだと思う。
しかしながら、ATだって渋滞は楽だしメリットは有るから、むしろMT車の方が需要は少ないがために、選べる車種も限りが有る。 よって、販売されている車の殆どがAT車ではないでしょうか
ところが、ATでも運転が楽しくなる機能が実はあったんです。 その名も『パドルシフト』なのです。 このパドルシフトを使えば、まるでMT車の運転に近い操作が可能なんですね。
今回のテーマはパドルシフトについて、AT車でも運転の楽しさを味わえる事を当ブログにてお伝え出来れば良いなと考えます。
それではどうぞよろしくお願いします。
ブログ運営のため、記事には広告を搭載しています。
パドルシフトがエモい理由
やり方としては、ATシフトレバーの『D』から『S』に切り替えます。車メーカーによってはS表示が違うアルファベット表記の場合もございます。
それからハンドルの裏側に付いているマットシルバー調の色をしたレバーがあります。そのカタチは例えば鍵の頭の人差し指と親指で鍵を握る頭のカタチに似てるレバーです。
先ず、このレバーが付いている事が前提条件となります。
『S』モードにシフト出来ましたら、走行中にこのパドルシフトを手前に引いてみてください。当方の場合は右手側のレバーを手前に引いてます。
すると、メーターパネルの近くに1速〜7速ぐらいの現在のギア位置が走行中に表記されると思います。
例えば表記が1速ならシフトアップしなければ、ずっと1のままだし、レバーを手前にまた引いてやると2速に切り替わるのが確認出来ます。まるでMT車のような感覚になるのです。
これがパドルシフトのエモいいう理由なのです。
操る楽しさとは
シフトチェンジが醍醐味なら、これが出来る事は楽しい事とイコールになるものです。
パドルシフトはレバーのプラスマイナスを引く事によって、シフトダウンシフトアップが出来るのです。
マイナス表記のパドルを左手で引くとシフトダウンが行われて、逆にプラス表記のパドルを右手で引くとシフトアップが行われるのです。
つまり、MTのようなシフトチェンジ操作が出来る仕組みなのです。
例えば、長い下り坂をブレーキ踏みながら走行するより、エンジンブレーキをかけて下るのが、醍醐味ですよね。
例えば、登り坂道でエンジンの回転がすとーんっと落ちて、アクセルベタ踏みしても加速感が無い、その場合はギアを1段落としてエンジンを高回転させる事でスイスイ登るのが、醍醐味ですよね。
例えば、コーナー直前で減速する際にブレーキかけた後の立ち上がりはエンジン回転数が落ちている事から、予めコーナー直前でエンジンブレーキを掛けながら曲がると回転数を保ったまま、そのまま直ぐに立ち上がるのが、醍醐味ですよね。
運転していて楽しいというのは、この様に『操る感覚』なんだと思います。自由にマシーンを操る自分が自分でカッコいいを意識して脳が気持ちいいのでしょうね。
ワンポイント
シフトレバーが『S』の位置の時にパドルシフトを引いてMT車の感覚を味わえるのは解ったと思いますが、『S』にしたままでパドルシフトを何も触らずにいればオートでギアチェンジされます。
逆に言えば、自分でギアチェンジしなければならないモードの時に、オートでギアチェンジに戻したい場合はパドルを長く引いたままホールドすれば元に戻ってくれます。
もちろん『D』にシフトレバーの位置へ切り替えても良いのですが、『S』から『D』への切り替え回数が頻繁になる場合には、上記のワンポイントを知っておくと便利だと思います。
イラスト紹介
サムネイルのカーイラストが気に入って頂けると幸いです。 こちらのサイトからダウンロード可能となってます。↓ www.ac-illust.com
あとがき
安全第一を前提として楽しみましょう! 幾ら車を操る感覚が楽しいからと言って危険を犯してまで行う事じゃないですね。
そして、運転マナーを守って皆が気持ちよく暮らせる安心な社会を持続させたいものですね。
パドルシフトが未搭載のAT車は今回の記事には当てはまりませんが、今一度ハンドルの裏側を確認してみて、もしパドルが付いていたら安全運転を心がけながら是非試してみてください。 何時もと違う体感が出来るかと思います。
それではまた お会いしましょう
by.福黒丸の夜明け